武田信玄.com おすすめ リスト
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武田信玄(1)〜(5) 講談社漫画文庫
横山光輝 、新田次郎
殺さねば殺される。父が子を、子が父を倒し、家臣が主君を滅ぼす。100年の乱世の中剣と馬によって甲斐の豪族を斬り従えた武田信虎。その嫡男・晴信(信玄)は、重臣の板垣信方と甘利虎泰の補佐により、四面の上杉・北条・今川から古府中の躑躅が崎館を守るべく、父を追放!
一方で、正室の侍女・おここや禰津城の里見、そして神代以来の諏訪家客人・湖衣姫に、心奪われる若き獅子でもあった。後世、無敵の智将といわれた甲斐の虎の戦国絵巻、ここに開巻!
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武田信玄〈上〉 〈中〉〈下〉 講談社文庫
津本陽
武田騎馬軍団の比類なき実力と信玄の決断・・・。嫡子である自分を疎んじて弟信繁を寵愛する父信虎を駿河に追放したのは、信玄21歳の時。妹婿の諏訪頼重を滅ぼし、信濃経略の目途をつけた信玄に、やがて、宿命のライバル上杉謙信が決戦を挑んでくる。武田三代の栄枯盛衰を、圧倒的迫力で描く歴史長篇!
→7月13日の記事へ
武田信玄.com
武田信玄や家臣らの会話が「甲州弁」で書かれているので、山梨県人でないと分かりづらい部分があるかも知れません。そこで、「のぼる爺ちゃんの甲州弁辞書」という、入門講座や会話例などのコーナーがあり、甲州弁に自動翻訳してくれたりする面白いサイトがおすすめです。
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史伝武田信玄
小和田哲男
父を追放し、長男をも殺害する非情さの一方で、北条氏政に嫁いだ娘の懐妊に、たびたび安産の祈願をする武田信玄とは、いったいどんな人間なのか。
あれだけ領土を拡大し、他領を侵略しておきながら、ひとたび戦を終えるや、必ず躑躅ヶ崎館に兵を戻したのはなぜなのか?
戦国武将研究の第一人者が独自の視点で史実を確認・分析し、妻子や重臣など周囲の人間関係にも眼を配りつつ、信玄の知られざる実像に迫る。
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武田信玄―風林火山の大戦略 歴史群像シリーズ
5
学習研究社
学研、歴史群像シリーズの第五巻。
わたなべまこと氏記述の「後継者・武田勝頼」の文章に拠れば、織田方の喧伝による設楽が原の合戦=「自殺的に鉄砲に向かって突撃を繰り返す愚かな武田軍団」など信じるべきでないという。
特大折り込み
・[川中島合戦図]屏風
・[三方ヶ原]合戦之図
カラー再現
・信玄の[居館・城・砦]
・甲軍の[武器・武装・旗]
・偉業![信玄堤・棒道・狼煙台]
特別付録
・超特大[信玄最大領国図]
・詳細[信玄史跡マップ] など
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武田信玄
(1) 〜(4) 文春文庫
新田次郎
新田次郎不朽の歴史文学。
緻密な取材のもとに生命を刻みつけて著した名作!!
躑躅(つつじ)が崎の信玄、上野(こうずけ)沼田城に入城した謙信、そして小田原の北条氏康の三強は、関八州を舞台に互いに牽制。西では尾張・美濃を基盤にして近畿諸国を平定した織田信長が、日本の宗教の中心・叡山を包囲。政略上、宗教を重視している信玄は、天台座主(てんだいざす)、名僧智識(めいそうちしき)を救出したが……。
元亀(げんき)3年(1572)、信玄は西上にあたり、里見・恵理・あかねが融和した三女舞進(まいしん)に安堵。後顧の憂いのないことを確認し、美濃・三河・遠州へ三路邁進。
三方ヶ原で家康を撃破した直後、大量に喀血。戦国の巨獣の乗った輿は、己の意志とは逆に古府中に向かい……。
漫画化され、ドラマ化もされた名作です。
ドラマ化作品→7月21
日の記事へ
漫画化作品→7月22
日の記事へ
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風林火山 新潮文庫
井上靖
武田信玄の軍師・山本勘助の物語。由布姫への崇高なまでの思いが、よく伝わってきます。隠れた逸品です。
→7月18
日の記事へ |
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武田信玄―伝説的英雄像からの脱却 中公新書
笹本 正治
「風林火山」を旗印とする百戦錬磨の闘将・知将として強調されるあまり、武田信玄は時代を超越した極めて特異で偉大な人物になっている。しかし信玄といえども時代の子であり、社会に規制されて生きるところが大きかった。その信玄を知るには、個人を特別視することなく、戦国という時代の特徴を認識しなければ、真の人間像には迫れない。従来の伝説的な英雄論の枠組みを取り払い、社会の中の戦国大名として生きた武田信玄像を描く。
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武田信玄大事典 新人物往来社
柴辻俊六
武田信玄のすべてのことに答えている。武田信玄の本を読むときにこの本があると辞書がわりになって細かいところまで分かり非常に便利です。
目次
信玄の生涯(通過儀礼・文芸・信仰ほか)
人物(一族・家臣・商職人・僧神官ほか)
大社寺(神社・仏閣)
地名(町・郷・宿ほか)
自然(山・河川・峠・道ほか)
城館(城郭・居館ほか)
合戦(野戦・攻城戦ほか)
遺跡(古跡・古戦場・金山・関所・渡場ほか)
遺品(仏像・武具・工芸品ほか)
武田領慣用語〔ほか〕
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戦国大名の日常生活―信虎・信玄・勝頼 講談社選書メチエ
笹本正治
勝つことを宿命づけられた存在。それが戦国大名だった。利益しだいですぐ離反する家臣。地域エゴむき出しの領民…。国を治め天下を望む以前に、彼らの欲望をみたすのが先決の、薄氷を踏むような日々。合戦からは見えない赤裸々な姿を、甲斐武田家三代を通して活写する。
目次
第1章 日の出―家督相続と家臣
第2章 戦う―時代を生き抜く
第3章 治める―公としての統治
第4章 家族―心の絆
第5章 日々の暮らし―日常の決まり
第6章 落日―それでも滅亡した武田家
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子供向け学習漫画
→7月24日の記事へ |
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風林火山―信玄の戦いと武田二十四将 歴史群像シリーズ
6
学習研究社
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武田信玄
(1) 〜(4) 文春文庫―ビジュアル版
さいとう たかを
現在では入手が困難ですが、私はBOOKOFFで発見することが出来ました。あのゴルゴ13で有名な「さいとうたかを」の漫画だけあって、非常に渋い感じの信玄が描かれています。印象的だったのは、横山光輝版では湖衣姫が信玄に病を移さないように気遣う場面が、全く逆に描かれているところです。
→7月22日の記事へ
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武田信玄 PHP文庫
佐竹 申伍
戦国乱世にその名を轟かせた希代の戦術家・武田信玄。武田家嫡男として生まれながら、「異相の子」として父・信虎に冷遇された晴信(のちの信玄)は、二十一歳にして父を駿河に追放、甲斐国の領主として立つ。北に上杉謙信、西に織田信長、南に若き徳川家康。無敵の武田軍を率い、割拠する勇将たちと覇を競いあったその野望と栄光の生涯を、雄渾な筆致で描く。
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