入手方法 |
1.桔梗屋ホームページでネット注文
2.東京都内で買う
新宿三越 地下1F
新宿高島屋 地下1F
(全国銘菓100選コーナー)
3.山梨県で買う
山交駅ビル
県内直営店
4.電話で問い合わせる
0553-47-3700 |
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桔梗信玄餅
桔梗屋
古来より、山梨にはお盆の時、餅にきな粉と黒蜜をかけて仏前に供え、食する風習がある。この餅を安部川餅といい、これをヒントに現代風に小さくまとめたのが山梨の代表銘菓「桔梗信玄餅」である。
この桔梗信玄餅は山梨県人なら誰もがその名を知っているほど有名で、全国的にも甲州みやげとして広く浸透している。 信玄袋に入っている桔梗信玄餅
桔梗信玄餅は、赤(左図)、白、紺の3色それぞれの信玄袋に入っているめずらしい和菓子だ。下地に「キキョウ」があしらわれていて、なかなか見た目にも鮮やかである。 また、10〜30個入りの箱詰めは、紺の「鹿の子」模様・書簡型の化粧箱に入っている。
信玄袋と武田信玄の関係
信玄袋は武田兵が携行した兵糧袋が原型となって、明治の鹿鳴館時代から洋装の小物袋が増えてきた影響で作られたものとされている。華麗な織物で作られるのが特徴で、底と胴部で構成され、口をヒモで締めるようになっている。主に婦人用の小物袋として全国的にも良く知られている。
桔梗信玄餅の受賞歴 |
第19回
山梨県工業展示
知事賞 受賞 第5回
山梨県土産品コンクール
第1位
日本商工会議所
会頭賞 受賞 第19回
全国菓子大博覧会
名誉総裁賞 受賞 |
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高い人気に納得
人気の秘密は、素朴でありながら飽きのこない特性の黒蜜にこだわっているからだろう。トロッとした独特なコクと風味、そして一味違った舌触りに、「ふるさとの味」を追求しているという桔梗屋のこだわりが感じられる。 風呂敷き包みを広げ、カップに入った3切れの餅の真ん中を持ち上げて黒蜜を注ぎ、きな粉にからめると絶妙な餅のやわらかさとコクのある黒蜜の風味が口いっぱいに広がる。 なるほど人気が高いのはもちろん、全国菓子大博覧会で名誉総裁賞を受賞するお菓子というものはこういうものなのか、と感じる。
(注)全国菓子大博覧会とは
菓子の祭典としてほぼ4年に1度開催されている。博覧会の始まりは古く、
明治44年の第1回帝国菓子飴大品評会まで遡る。今では名称を全国菓子大博覧会と変えて、これまで23回の開催を重ねている。会場では全国からお菓子が集められて展示・即売され、
また菓匠により作られた工芸菓子が披露される。優秀な作品には皇族による
総裁賞、内閣総理大臣賞、農林水産大臣賞などが授与されるが、
全国菓子大博覧会での受賞は菓子業界の中でも最高の栄誉とされている。 全国のお菓子屋さんは、この賞をもらうために日々研鑽をし続けているそうだ。 |